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第10号(平成16年9月)

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 猛暑といわれた夏もようやく秋の様相を呈して参りました。気温の変化に身体ついて行くのもちょっと大変でしょうか?
 また,台風も近づいたりと,喘息の発作もおきやすい状況です。お気をつけ下さい。
 それでは2ヶ月ぶりのお薬通信です。

◆◆◆生活習慣病シリーズ(1) 糖尿病◆◆◆

 世界中で増加傾向にあり,40代のおよそ10人に1人の割合で罹患している「糖尿病」。生涯にわたってつきあいながら,生活習慣を改善することでコントロールできる自己管理する病気です。

 「糖尿病」とは,一言で言えば「血糖が高くなる病気」です。私たちの体や内臓を動かしたり生命を維持するためには,エネルギー源となる燃料が必要です。クルマを走らせるのに必要なガソリンの役目をするのが「ブドウ糖」で,血液の中に溶け込んでいます。この血液中のブドウ糖のことを「血糖」といいます。血糖の量は食事をすると増え,逆に空腹になると減ってきます。健康な人はいくら食べても血糖は一定の値を超えませんが,糖尿病になるとこの値を超えて高い状態が続きます。このような状態が続くと,血管がもろく,ボロボロになってしまいます。さまざまな病気の引き金になるので,合併症に注意しなければなりません

 この血糖は,通常,筋肉や肝臓でエネルギーなどとして使われることで下がるのです。この使われるために必要なホルモンが「インスリン」です。インスリンは,膵臓のランゲルハンス島B細胞より分泌され,全身に巡っています。糖尿病の方は,このインスリンの分泌が悪かったり,筋肉などでの働きが悪いことにより高血糖となるのです。(図参照)
  
   


 糖尿病は,表のような診断基準で判定されます。


 そして,糖尿病には大きく分けて2つのタイプがあります。体がインスリンをほとんど、またはまったく作ることができない先天的な「1型糖尿病」と体はインスリンを作り出すが、量が十分ではない(分泌不全)か、十分作用しない(抵抗性)「2型糖尿病」で,糖尿病患者の9割がこちらになります。

 主な症状としては,「口渇、多飲、過食」があげられます。

 糖尿病の治療は,「食事療法」と「運動療法」を基本とし,それでも血糖のコントロールがつかない場合に,「薬物療法」となります。お薬としては下の表のようなものがあります。

インスリンの分泌を促す薬 スルフォニル尿素系薬(オイグルコン,オペアミン)
速効型インスリン分泌薬(スターシス,グルファスト)
インスリンが働きやすくする薬 インスリン抵抗性改善薬(アクトス)
血糖が使われやすくする薬 ビグアナイド系薬(ジベトスB,グリコランなど)
血糖が急に増えないようにする薬 α-グルコシダーゼ阻害薬(ベイスン,グルコバイ)
インスリンの注射 超速効型,速効型,中間型,持続型

 現在,当クリニックでは「大田区生活習慣病健診」「大田区39才以下女性健診」を実施しております。このような糖尿病などほかの生活習慣病の早期発見のために年に1度受けられてはいかがでしょうか。詳しくは,受付にご相談ください。

 また,現在治療中の方で,お薬についてご不明な点がありましたら,お気軽にご相談ください。





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