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第6号(平成16年3月)

◆◆◆高血圧のはなし◆◆◆

 日常の会話の中で「最近,血圧が高くてねぇ〜」「血圧が低いから朝起きるのがつらいんですよ」などよく飛び交います。
 「血圧」とは,心臓から血液が送り出されたときに生じる圧力の事。
それがなぜそんなに大切なのでしょうか?

 極端な話。血圧が高かったり,低かったりするだけなら何の問題も起きないはずです。ですが,特に高い場合による弊害=合併症が脳・心臓・血管・腎臓に起こるため問題になるわけです。
 血圧の分類は右の表のように日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2000 年版(JSH 2000)に示されています。

 血圧が高いという事は,心臓から通常より強い力で血液が出されます。それが血管の壁に強く当たります。ここで,やわらかいしなやかな血管であれば,強くぶつかってきても跳ね返せるのですが,これががちがちに硬くなっている状態,つまり
「動脈硬化」がおこっていると,血管にひびが入ってしまい,出血しやすくなります。これが脳の血管で起きると,脳出血を起こしたりします。

 だから,適切な血圧のコントロールが必要になるわけですね。

 生活習慣病と言われる高血圧ですから,
「適切な食事」「適切な運動」「適切な生活リズム」といった生活習慣の改善により高血圧は改善されます(次頁の表上参照)。










 生活習慣の改善に加えて,薬物治療が行われます。それは右図下のようなリスクの度合いにより開始時期が変わります。










血圧を下げるお薬には次のようなものがあります。
作用 分類名 代表成分名(商品名) 主な副作用
血液の量を減らすお薬
 
利尿薬

 
トリクロルメチアジド(フルイトラン)
フロセミド(ラシックス)
頻尿,めまい
 
血管を拡げるお薬





 
カルシウム拮抗薬 アムロジピン(ノルバスク)
ニフェジピン(アダラート)
顔面紅潮,頭痛
ACE阻害薬
 
エナラプリル(レニメック,レニベース) 空咳
 
AU拮抗薬
 
カンデサルタン(ブロプレス)
 
α1遮断薬
 
ドキサゾシン(カルデナリン) 顔面紅潮
 
心臓が働きすぎるのを抑える薬 β遮断薬

 
アテノロール(メゾルミン,テノーミン)
 
喘息持ちの方はその増悪
 これらを患者さまのその他の合併症(例えば,糖尿病など)に合わせて処方されます。
 血圧は,一番手軽に健康状態を知る事ができるバロメータ。でも,1回1回を気にするのではなく,毎日の定期的な血圧が大切な指標です。ぜひ気になる方は購入して毎日の健康管理をされてはいかがでしょうか?


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